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November 10, 2007

正倉院展

展示は毎年70点で10年間同じものは出展されないそうです。正倉院に収納されている宝物は9000点。1/3が奈良時代光明皇后の品物と大仏開眼会時の貴族からの奉納品で、残りは中国唐の時代の品物となっているようです。保存の良さは一級だそうです。シルクロードを通ってアジア各地より長安に入り、工芸品となって、遣唐使によって伝えられたとのことですが、何か広大なものを感じました。紀元前1~2世紀から銅を流し込む鋳型製法が西洋から流れ中国にあったのは驚きました。ちょうど土地改良の始まるいわゆる経済発展の時なのでしょうか。
以前テレビで、世界で再評価されつつある中国明の時代に生きた鄭和(ていわ)という航海者の番組がありました。コロンブスの新大陸発見より100年も早い時代に、かなり大きな船で中国から遠くアフリカに至る7度の大航海を成功させた英雄の話ですが、中国の偉大さの一面を思い出させます。
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